灌渓寺のご紹介

こんにちは、葉梨の里霊園です。
今回は霊園内にある灌渓寺についてご紹介をさせて頂きます。

◆灌渓寺の歴史

〇名称
石龍山(せきりゅうさん)灌渓寺(かんけいじ)

〇本山
福井県にある永平寺(えいへいじ)と神奈川県にある總持寺(そうじじ)です

〇本寺
藤枝市下薮田にある最林寺(さいりんじ)

〇本尊
阿弥陀如来

〇草創
1220年頃承久年間ではないかとされていますが
1429年(永享元年)に藤枝市の西光寺の末寺になると記録があります。
西光寺が浄土宗であることから、灌渓寺は以前は浄土宗だったようです。

〇改宗
1580年(天正8年)最林寺三世歓室長台大和尚により曹洞宗に改宗されました。

〇開基
田中城城主 依田信蕃(よだ のぶしげ)と、弟の依田信奉(のぶゆき)
信蕃は1579年~1582年(天正7年~10年)まで田中城に在城され、その間に灌渓寺を再興されたようです。
田中城は1537年(天文6年)に今川氏により築かれたお城です。

〇現住職
八世 加藤仁道

◆本堂

平成2年新築

◆観音堂

平成22年新築

◆大聖毘沙門尊天(たいせいびしゃもんそんてん)

お寺から東に約500mの第2東名のそばに、鎌倉時代に開かれた毘沙門天があります。
白尾三郎行政という人の祈願により建立された霊仏であり、御尊体は毘沙門尊天(多聞天王)です。
日本三大毘沙門の一つと言われており、毎年1月2日には大祭(だるま市)が開かます。
商売繁盛、心願成就を祈る人々で賑わい、ご本尊は12年に1度、寅年に御開帳されます。
灌渓寺からも近くにございますので、お時間のある時にお立ち寄りいただいてもいいかもしれません^^

こうしてみると、灌渓寺は歴史のある寺院だということがわかります。
住職はお花のお手入れが得意なお人柄も穏やかな方です。
よくお花の水やりら手入れをされているところをお見掛けします。
どなたにでも気さくにお話してくださいます^^

葉梨の里では法要等をご希望のお客様には灌渓寺がお勤めをさせて頂いております。
どのようなお寺なのか分からないと不安なお気持ちになってしまうのではと思い
灌渓寺のことについてご紹介させていただきました。

少しでもご参考になれば幸いです。

皆さまのご来園をお待ちしております。

※わかりづらい用語をまとめてみました!よろしければご参考までに m(__)m
本山(ほんざん)…日本の仏教の特定の宗派内において特別な位置づけをされいる寺院
本寺(ほんじ)…自分が所属している寺。本山と同じ意味で使用するときもある
本尊(ほんぞん)…寺院の本尊に安置され信仰の対象として最も尊重されている中心的な仏像
草創(そうそう)…ものごとのはじめ
開基(かいき)…お寺を創建したり再興したりするときに中心となり力を尽くされた方をいう