こんにちは。葉梨の里霊園です。
霊園内では紫陽花の花が咲き始めました^^
紫陽花を見ると6月に入ったんだなと実感します。
梅雨時期も相まって、雨に濡れた紫陽花も風情があって素敵ですよね。
さて、そんな紫陽花ですが
土壌の性質によって花の色が変わるというのはご存知ですか?
少し化学のようなお話おをしますが…^^:
花の色が変わる理由は、花に含まれるアントシアニンと呼ばれる色素と
土に含まれるアルミニウムが化学反応を起こすからだそうです。
アントシアニンは元々ピンク色の色素で、アルミニウムと結合すると青色に変化します。
アルミニウムは土壌に含まれており、酸性に溶けやすいくアルカリ性には溶けにくい性質があります。
そのため、酸性の土壌では紫陽花の花の色は青色になり、アルカリ性の土壌ではピンク色になるということです。
日本は雨が多いため、基本的には酸性の土壌だそうです。
紫陽花の色を変化させたい時は、酸性肥料やアルカリ性肥料を使用してアルミニウム量を
調整するらしいのですが、これがなかなか難しいとのこと^^:
自然なままに咲いている紫陽花も、もちろん美しいので
ここの土は酸性かな?アルカリ性かな?と考えてみるのも楽しいかもしれません。
(葉梨の里はアルカリ性…?)
紫陽花には白色の花もありますが、白色の紫陽花はアントシアニンを持っていないので
どんな土壌でも花の色は変化しないそうです。
また、紫陽花の花の色が青色やピンク色に変化することから
花言葉は「移り気」や「浮気」「無常」と言われています。
実は色ごとにも花言葉があり、青色は「辛抱強い愛情」
ピンク色は「元気な女性」、白色は「寛容」です。
特にピンク色の紫陽花は、その花言葉から母の日のギフトにも人気が高まっているようです。
ちなみになぜアジサイが「紫陽花」という漢字になったかというと、
紫陽花は中国の唐の時代の詩人である白居易(はくきょい)の詩に登場しています。
平安時代の学者である源順(みなもとのしたごう)が
この漢字はアジサイのことだろうとこの漢字を当てたことが由来しています(諸説あり)
ただ、一説によると白居易が紫陽花と言ったのは実はライラックだったのではと言われています。
勘違いから生まれた「紫陽花」ですが、イメージにピッタリですよね^^
なごみの丘へ行く途中にも紫陽花を見ることが出来ます。
紫陽花の開花時期は6月上旬から7月上旬なので
ちょうど今が見頃になっています。
お出かけがてら是非ご覧ください。
皆さまのご来園を心よりお待ちしております。