葉梨の里スタッフブログ スタッフの声をお届けします

2016年10月11日

初秋2

・・・つづきです。
 御仏壇をお宅に置かれている家もあると思います。しかし、本来そこにあるはずの御本尊がない御仏壇も多くなってきているようです。これは、宗教の教えとしての形式よりも、故人へ手を合わせる「場」としての存在を重視している方が多くなってきていることのあらわれだと思われます。
また、現代、少子化が深刻な問題となっております。少子化問題は単に経済的な問題だけではなく、平均寿命が延び、それに伴い、介護、年金、医療等々、・・・国の根幹を揺るがす重要な問題です。この問題は「お墓」事情にも浅からず影響してきています。「お墓」は先祖代々継いでいくもの、先祖を敬い、感謝し、偲ぶものとされ、又、それが当たり前のこととして享受してきたのが、いままでの日本文化でもありました。核家族化がすすみ、あわせて少子化、多様な価値観を享受しやすくなった時代背景等により、「家」として先祖を祀るという考えが、特定の故人(祖父母・夫等)に対して偲び、故人との繋がりを求めるものとしての存在となってきているようです。
しかし、故人を偲ぶ気持ちは今も昔も変わってはいません。その偲ぶ、感謝する気持ちをを具現化する考え方が「家」から「個人」に変わってきているのだと思います。その具現化したもののひとつが「お墓」であり、故人を偲び、感謝し、繋がりをもつために、その思いをとぎれさせないために「お墓参り」にいくのではないでしょうか。
時代は移り、「埋葬」の考え方も多様となっても、「故人」への「おもい」は変わらず、その「おもい」を子、孫へと繋いでいくためにも、「お墓参り」に行っていただきたいと思います。

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